ちょっとした余生

20代を全力疾走したせいで 今はちょっとした余生のよう

カラオケとヒプノシスマイクの推しが決まらない話

 

緊急事態宣言が解除されてからの休日。

この日は雨のためキャッチボールもできないのでひたすら北へ行くことにした。その前の休みも雨だったのでひたすら東へ車を走らせ、良い古着屋に巡り合うことができた。

目的もなく、車内から見えるものを読み上げたりくだらない話をするだけの時間。私は楽しいばかりだが、運転する彼はさぞお疲れのことだろうと思う。ペーパードライバーですまない。

 

週明けからの再開を宣言しているお店が大多数だが、すでに営業再開しているお店も多く、でもまだテイクアウトには車が列を作っていた。

結局どこでも食べれるラーメン屋でラーメンを食べて、折り返し、途中目にとまった気になるお店に入る。

家電量販店やニトリへ立ち寄ることも毎度のことながら忘れない。今回は寝室に置く洋服ダンスのすり合わせをした。言葉では伝えきれない部分を実物を見ることで明確にしていく。私は荷物が本当に多い。決してオシャレではないが休日と仕事ではっきり系統が違うので結構な衣装持ちだ。旅行へ行く時だって人の倍くらい荷物をこさえてしまう。ないと不安なのだ。(化粧ポーチ忘れたくせに何言ってんだか)

その点彼は修行僧かと思うくらい荷物が少ない。そんな彼に私の荷物が入りきるタンスなんか想像できまいよと思い、タンスの前で熱意をこめてプレゼンをした。

 

そうこうしていたら晩御飯時になったので、久々に回転寿司へ行くことにした。

緊急事態宣言中はどこもテイクアウトのみだったため、本当に久しぶりだ。店内は徹底した感染対策もしてあった。

二人でよく行くアウトレットも来週から営業再開、行く場所が限られるのも今週までだねなんて話をしながらお寿司をいただく。もちろん感染しないための対策や自粛の気持ちはまだまだ持っていないといけないということを大前提としての会話なんだけど。

 

私たちは月に1回以上カラオケへ行く。二人して歌うのが大好きなのだ。毎度フリータイムで歌いまくっている。

それなのにコロナでカラオケも営業自粛になり、我々は結構なフラストレーションが溜まっていた。車で音楽を流して口ずさんではカラオケ行きたいというばかりだった。

しかも、いつも行っているカラオケ(A店とする)がこの営業自粛期間に改装して店名が変わってしまい、なおかつHPを見る限り週明けになっても再開しなさそうなのだ。これは由々しき事態。

 

そろそろお会計かなという時に、スマホを触っていた彼が驚きの声を上げた。

「○○にあるカラオケ(B店)がA店の系列店に変わったらしい。しかも今日から営業再開だって。0時までだけど。」ここで二人は目を合わせた。続きは言わなくてもわかった。

今が20時だろうが営業時間短縮で0時までだろうが関係ない。今すぐ行こうぜ。

お会計を済ませて、B店へ急いだ。そんなに遠くはないんだけど、滅多に行く方向ではないので私はそこにカラオケがあることすら知らなかった。

B店は系列が変わったからか、綺麗に改装してあった。閉店ギリギリまで楽しむことを考えて3時間パックで入店。早速歌おう。

あれ、うちらって今まで何歌ってたっけ・・・?

戸惑った。お決まりの曲とかなかったっけ?自粛してたらすっかりいつものペースを忘れていた。3時間しかないのに。

 

結局、しばらくしてなんとかペースを取り戻して3時間楽しんだ。

最近彼はヒプノシスマイクの歌をよく歌う。

私がヒプノシスマイクを知ったのは、たまたまLINEMUSICの新曲から見つけて、ジャケ写にもキャラクターがいなかったのでまさか声優とは思わず単にラップ好きな自分の好みに反応し、DLして聴いていた。途中やたらとイケボが出てくるなとは思ってたけど。

少ししてから、私が中学時代から愛してやまないSOUL'd OUTDiggy-MO'ヒプノシスマイクの空却というキャラのソロ曲を作ったという話がTwitterのトレンドにあがり、それを見て初めて声優集団と私の聴いてるヒプノシスマイクが結びついた。いやはや私もとうとうここまで老いたか。年々こういった話に疎くなるのが辛い。

 

SOUL'd OUTはもちろん彼に布教済なので、すぐにこのコンテンツをオススメしたけど、そんなに興味を示してくれなかった。声優集団だしそりゃ男は興味持ちにくいよな、と思った。私はテニスの王子様鋼の錬金術師で声優にハマり、電王で再熱した過去がある。これは私1人で楽しもうと他の曲もひっそりと聴いたりしていた。

 

それがだ、しばらくして彼の車に乗っていると突然流れてきた。ヒプノシスマイクが。

私多分「ハァ????」って言ったと思う。

私が勧めた時はつれない素振り見せておいて、あとから自分1人でハマってやがる。こういうことは稀にあるのでみなまで言わず飲み込んだ。ハマったなら一緒に楽しもうぞ。

 

そう思っていたが今ではどうだ、いつの間にか彼の方が詳しくなっていた。仕事で残業三昧だったときにはドラマCDまで聞いたらしい。たぶん彼にとって初めてのドラマCDだったと思う。何が彼をそんなところまで掻き立てたのか・・・疲れか・・・?

 

アプリゲームも私がリリース日にDLし、その週末に見せたところ彼もすぐにDLし、やったことのない音ゲーに挑戦し始めた。欲しいキャラのSSRが出るまでリセマラまでしていた。

推しも決まっておらず、DD気味な私の無欲さが良かったのか、私の方が多くSSRが出ている状況である。涙拭けよ・・・

 

それから、我々はデートの最中でも突如1時間くらいお互い真剣にヒプノシスマイクのアプリゲームをこなしているときがある。まさに謎の時間。

そのアプリがこちら。私はポップンミュージック以来の音ゲー。久々にこの手のゲームをすると血が騒ぐ。もしやってる人がいれば友達になりましょう。

hypnosismicarb.com

 

 

今一番の楽しみは、アニメ化だ。7月からはじまるらしい。

物語でわかるキャラの個性を見てみたい。でなければ私は推しが決まりそうにない。クールな役にハマるんだろうか。

でも私テニプリで最初にハマったの菊丸英二だからな~そのあと真田弦一郎だったな~

漫画における自分の好みにはいまだに統一性がない。だから尚更アニメ化を楽しみに待っている。

推しが確定したらまたここで勝手に語りたいと思う。