ちょっとした余生

20代を全力疾走したせいで 今はちょっとした余生のよう

それでは今の推しの話でもしようか

 

渋谷すばるから始まった私のヲタク人生。今の最たる推しは三代目JSB登坂広臣だ。

 

以下の記事でも書いたように、ジャニーズとは別の扉が開いたのが高校三年生のとき。

yose1-yolo.hatenablog.com

 

同じクラスだった親友が元々EXILEのファンで、当時オカザイルが放送されて私が少しTAKAHIROに興味を持ったところを見逃さずライブへ誘ってくれたのが始まりだ。

それからというものの親友と二人で欠かさずLDHにお金を落とし続けてきた。

TAKAHIROのことも語りたいところだが、今回は今の推しである登坂広臣について話そうと思う。

 

元々登坂広臣の存在はオーディションのときから知っていた。

週刊EXILEを毎週欠かさず見て、事務所の体質や考え方を考慮して早い段階から今市隆二登坂広臣で決まるだろうなということは察していた。

そして選ばれたときは、やっぱりね・・思った通りよ・・・とだけ思って満足していた。

そして彼らはデビューして、EXILEのツアーに帯同するようになった。だが追う気にはならなかった。なぜなら私にはバラードが響かないのだ。

 

ライブにおいて一番求めているのは激しいダンスナンバーや煽られ甲斐のあるオラついた曲。まさに特効バンバン炎ゴーゴーといった演出が似合う曲が好きなのだ。

 

それなのにデビュー曲は失恋ソング、EXILEのライブに出てくる時も失恋ソング、私にとっては休憩曲だった。

 

それがある時、FIGHTERSという曲を歌いはじめた。

 

youtu.be

 

いつもなら申し訳ないけど三代目が出てきたときは給水時間とさせていただいていたところが、これは私の求めるかっこよさが詰まっている。

見ないのは勿体ない。こうして初めてちゃんと7人のパフォーマンスを見ることになった。

 

かといってまだ深追いはしなかった。なんせTAKAHIROで手一杯。何かを2つ以上推すのは性格上無理なのだ。

 

そんなとき、地元に三代目がツアーでやってくることになった。

三代目J Soul Brothers LIVE TOUR 2014 BLUE IMPACT だった。

これも、今思えば親友に誘われたのが始まりだった。

当時EXILEはドームツアーばかりで、アリーナしかない県に住んでいる私はもっぱら遠征していた。

それが三代目はアリーナツアーだから地元に来る。これは実質タダでは?という頭の悪い発想で、後輩さんらがどんなもんか見てやりますか〜と軽率にチケットを取ることになった。

 

参戦のマナーとして引っ下げてるアルバムくらいは聴いておこうと、事前に購入して聴いたものの、やはり聴いてしまうのは攻め曲。それがまさかメドレースタイルで一気に自分の手持ち曲をパフォーマンスされてしまうことなど調べもしなかった私は、熱心にメドレーで早々とこなされる曲たちを聴いていた。いつもはセトリ調べて心臓への負担を軽くしてるのに、このときは完全に怠っていた。反省。

 

そして公演日が近付きチケットが届くも、ステージからとても近いアリーナ席だということがわかり多少焦った私と親友は、青がテーマらしいから青い服でも着ていこうかなんて急いで青い服を新調した。

そして当日、座席表をみてびっくりした。三列目と書いてあるはずなのにステージ形状の都合で最前列なのだ。センターステージのど真ん中最前列。正直どうかしていると思った。なぜこのタイミングでこんな神席を・・・ガチファンに申し訳ない。

一旦落ち着こうと、親友と私は喫煙所へ駆け込んだ。喫煙者は私だけなんだが。

そして私たちがひとしきりヤバイヤバイ言ったあとに始めたのは、メンバーの名前検索だった。本当に当時のことを思い出すと失礼極まりない話なんだが、メンバーの名前もよくわからず、ふわっとした気持ちでライブに来てしまっていた。

EXILE兼任のメンバーはわかる。ボーカルもわかる。残りのパフォーマーがあやふやだった。試験前の高校生かってくらい必死に画像と名前を交互に見比べる。

 

GUNちゃん・・・?岩田剛典・・・岩?岩だからGUNなの?

外人はELLY、エリー、えりー・・・

山下健二郎、これはひねりないな、山下健二郎ね、オッケーオッケー

 

なんて詰め込んで、座席についた。もちろん周りはガチ勢ばかりでどうかニワカがバレませんようにと祈っていた。

 

そして始まった。暗転したステージにカプセルのようなものに入って登場した彼らを見て、目の前にいるのが誰かわからず、「ELLYかな?ELLYかな?」なんて覚えたての名前を連呼していたらライトが当たって目の前にいたのは登坂広臣だということがわかった。その後すぐ知ることになるが私たちの席はボーカルがやたらと目の前で歌うとんでもなく良い席だった。

序盤は、回転するステージの速さが今までにみたことのない速さで笑っていたが、パフォーマンスを見ているうちに笑えなくなっていた。なにこの人たち、かっこいいんですけど・・・

 

 当時の彼らのパフォーマンスがこれである。

youtu.be

 

このボーカルが立っている場所の目の前に私はいた。

これで登坂広臣のかっこよさに気付くなというほうが無理だった。

彼の顔のパーツで一番好きなのは鼻だ。私はスッと通った鼻筋に目が無い。彼は今まで見てきた誰よりも理想的な鼻をしていた。こんな完璧な鼻見たことない。

私の鼻に対する理想や情熱を誰に語っても賛同を得られないので多くは語らないが、太すぎず細すぎない鼻筋、鼻の頭まで丸まることなく綺麗に通っている。正面から見るのもなかなか乙なものだが、何より横顔がとても綺麗。

この鼻だけで、彼の短足も指の太短いところも気にならないほどだった。(ディス)

 

そして、魅せ方がとてつもなく刺さる。私は元々オラついた仕草にめっぽう弱い。

どちらかといえばハートフルな煽りをする今市隆二に比べ、登坂広臣はオラついていた。LDH的煽りは平和的な言葉選びが多いものの、どこか斜に構えた目や表情から読み取ると「こいよ」「まだやれんだろ」そんなことを言われているような気がしてしまう。

そんなクールさは仁亀でいえば仁であり、渋谷すばるの「騒げや」「かかってこいや」に通ずるものがあって、勝手な妄想込みで登坂広臣に魅了されていた。

 

沼落ち以降、調べるうちにわかったのが、当時映画ホットロードの撮影もあったためかなり体も絞られていたということ。精悍な顔つきにその美しい鼻が映えて最高だった。

彼のあのクールさは役柄にひっぱっられていたのかもしれないとも思ったが、それ以降のライブでも、そのクールさやカッコつけ方は変わらなかった。それがまた私を沼へ引きずり込んだ。

 

ちなみに親友はライブ終了後、ELLYと山下健二郎がかっこよかったと言っていた。揃いも揃って落ちかけていた。

 

沼落ちを決定的なものとしたのは、その後行われたTHE SURVIVALという埼玉スーパーアリーナで10日間にわたって行われたライブだった。事務所所属グループが10日間入れ替わり立ち替わりVS形式でパフォーマンスする。もちろんEXILEや二代目を見るために参戦を決めた。しかし私の仕事のスケジュールの関係で2日間参戦するうち1日目が三代目vsGENERATIONS になってしまった。そのときはまだ登坂広臣への完全な沼落ちはしていなかったが、もう三代目の良さを知っているからEXILEが関与してない現場も選択できてしまった。

 

そして当日、ライブが始まり、外周をトロッコ登坂広臣が目の前にやってきたタイミングで突然沼落ちの音がした。

「え、無理、登坂広臣ふぁ〜!!!!」語彙力の無さが沼落ちの特徴的な症状だった。

最前ライブがあった数ヶ月前から、少しずつディグることで溜まっていた登坂広臣への想いが本人を目の前にしていよいよキャパ超えした瞬間だった。

そしてそれと同時に、TAKAHIROを登坂広臣が超えてしまった。

翌日はTAKAHIROvsSECONDvsGENEだった。その最中にも心が登坂広臣を求めていたのが、超えたと表現するには何よりの証拠だった。このライブももちろん最高だったが、どうにも三代目見せてくれ、三代目〜という気持ちがあった。これは確実に超えてしまっている。

 

親友にも変化があった。完全にELLYと健二郎、略してエリケンを推しちゃってる。

二人して沼落ちしたなら、怖いものなんてない。現場、行こっか。

 

しばらくはTAKAHIROと掛け持ちしてEXILEのライブも行っていた。親友の推しであるMAKIDAIが勇退してから徐々にEXILEからは離れていき、楽曲が好きなSECONDのライブに参戦したり色々と流動的な部分はあるが、こうして今日まで三代目だけは変わらず参戦しつづけて、三代目を通してLDHにこの身を捧げている。もうこの身焦がしそうな勢い。

 

ガチャの相場サマンサだけ高すぎだし、ライブの倍率は常に高いし、コンディション保てずに気を抜くとすぐ顔パンパンになるし、登坂広臣が私に与える試練は正直多い。

でも、きっと登坂広臣は私の最後の推しだと予感している。

だからその最後のときがくるまで、全力で推していきたい。